~新型コロナウイルス感染症~最新情報

新型コロナウイルスが全世界で蔓延していますが、ベトナム人材を雇用している企業様、これから渡航を予定している企業様に向けベトナムの最新の情報をご報告いたします。

ベトナムでは4月1日から4月22日までベトナム政府から出されていた社会隔離措置が緩和され、日常に向け少しずつ動き出しています。現時点での発表では感染者数270名、221名が退院済となっており収束に向かっている状況です

しかし、先日ベトナム政府が日本に滞在するベトナム人向けの帰国便を22日にベトナム航空VN311便成田空港発、東北部地方のバンドン国際空港に到着しました。その際、24日の発表によると、日本から帰国したベトナム人留学生2名がコロナウイルスに感染していたというような情報もあり、まだまだ安心できる状況ではありません。

4月22日付

コロナウイルス関連ベトナム政府発表

 ベトナムにおける社会隔離措置の緩和等を発表しました。ハノイ市(一部地域を除く。),ホーチミン市,バクニン省,ハザン省(一部地域を除く。)は「感染リスクのある地域」とされ,各省市が,感染防止を確保した上で,必需品でない商品・サービスを取扱う店や露店の営業再開を決定しました。

*ハノイ、ホーチミンなどの大都市でも休業していた飲食店、ショッピングセンター、タクシーなどの営業が再開されるようになりました

4月25日付

コロナウイルス関連ベトナム政府発表

●25日,新たな首相指示(19号)が発表され,各省庁や各省市人民委員会が実施する具体的な感染防止措置が通知されました(人と接触する際に安全な間隔を取る,職場・学校・病院以外では公共の場で集わない,不要不急の行事は引続き行わない等。

●また,「感染リスクのある地域」及び「感染リスクの低い地域」では,不要不急の外出を控える,職場,学校,病院以外の公共の場において20人以上(「感染リスクの低い地域」では30人以上)の集会は行わない,人と接する際には最低1メートルの間隔を取ること等が求められています

●入国制限及び入国後の隔離措置は引き続き厳格に行うこととされています。

*社会隔離措置は緩和されましたが、引き続き外出時のマスク着用、イベントなどの人々の集まる行事の中止、カラオケ店、マッサージ店の営業は停止されています。

4月29日付

 日本政府発表

新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置

  • 上陸拒否

入管法第5条1項14号に基づき,当分の間,特段の事情がない限り,上陸拒否の対象となっています。

*ベトナムも対象国となっております

  • 検疫の強化

(1)14日以内に上陸拒否対象国に滞在歴のある入国者は,当分の間,PCR検査の実施対象となります

*ベトナムも対象国となっております

 (2)全ての地域からの入国者に対し,5月末日までの間,検疫所長の指定する場所で14日間待機し,国内において公共交通機関を使用しないよう要請しています(右期間は更新されることがあります。)

 3.既に発給された査証の効力停止

日本国大使館又は総領事館で2020年3月27日までに発給された一次・数次査証

アジア

インドネシア(注),シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア
(注)査証免除登録証の効力も停止

 上記の通り当分の間、日越間の渡航は見送られることになりました。現地では、日本に渡航に際して風評被害も出ております。(日本は安全ではない等)面談、新規採用の企業様は、人材募集に関して時間を要する恐れが予想されます、お早めに計画などご相談いただけると幸いです。

新型コロナウイルスの早期終息を切に願っております。

※新型コロナウィルス対策の対応は状況により日々変化すると思われます。

2020年4月29日

報告者

株式会社 AIC

 海外事業部 伊藤元樹

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